泊まる所が見つかってよかったvv

犬夜叉も案外優しそうだし・・・・

・・・・・・・・怖いけど。






       
より  〜第2章〜








「・・・ただいま。」


玄関からぶっきらぼうな声が聞こえる。

かごめは羽を上手に動かし、パタパタと玄関まで飛んで行く。



「おかえりなさいv今日もバイトご苦労様ですvv」


犬夜叉の前まで止まり、ニッコリと笑った。




やめろって//////////////





かぁっと顔が赤くなる。

かごめはそんな事気付かない。

「ご飯出来てるの。早く着替えて一緒に食べよ。」


早く早くと急かす。
犬夜叉ははいはいと靴を脱いで、自分の部屋に入っていった。






5分後、着替えてかごめのいる方に足を運ぶ。

テーブルの上に置いてある、1人分のご飯と少しのご飯。

かごめは犬夜叉が来た事に気付き、手を振ってこちらに呼んだ。





「いただきます。」

犬夜叉は色とりどりのおかずに手を付けていった。

「おいしい?」

「・・あぁ。」

ぶっきらぼうな彼が放つぶっきらぼうな言葉。



でも、いつもご飯の前に『いただきます。』って言うよね。



そんな事を思い、かごめもご飯に箸をつけた。














「前から思ったんだけどよ。」

晩御飯もひと段落し、2人そろってお茶を飲んでいた。

「お前ご飯どうやって作ってるんだ?」


そう思うのは当たり前。

かごめの体のサイズはかなり小さく、フライパンはおろか箸さえも持てない。

なので、いつもご飯の時は犬夜叉が作ってくれた『かごめセット』を使っている。

惚れた女には適わない〜♪




「あのね、私大きくなれるの。」


そう言ってかごめは、椅子から降りると手を上にかざした。

その瞬間、かごめの周りに光が集まり、あっという間にかごめは人間の女性の大きさになった。

羽は無くなったが、姿は妖精の頃と変わらない。


「びっくりした?」


大きくなったかごめは犬夜叉に話しかける。
だが、当の犬夜叉は施行回路が停止している。


かごめが大きく・・・・

かごめが大きく・・・・・

かごめが大きく・・・・・・



かごめはすぐに小さくなって、さっきまで座っていた椅子にまた腰を下ろした。


「犬夜叉?どうしたの??」

かごめが声をかけてやっと正気に戻る。

「お、お前そんな事が・・・」

まだ少し動揺。


「一応妖精なんでvv」



その笑顔に顔を真っ赤にした男が一人。

俺、かごめの事が好きなのか・・・・?

しかしその男は鈍感だった。



























しぴの戯れ言〜
この連載はいつまで続くんだろ・・・
管理人はパラレル大好きなので、なかなか終わりません!!!
終わらせません!!!!!!!!!!
最後はもちろんハッピーでvvv


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